妊娠の診断

ご妊娠の可能性がある方は、まず市販の妊娠検査を行いましょう
検査が陽性の場合、最終月経(一番近い月経)の開始日より35日~40日経過されていればエコーによる妊娠の診断が可能となります
妊娠の診断には経腟超音波検査を行います
妊婦健診の流れ
妊娠8週~9週ごろ:分娩予定日の決定と妊婦健診の準備
→ 住民票の登録されている自治体で母子手帳を申請・取得しましょう
現在、当院では分娩管理を休止しております
近隣の医療機関や里帰り先など、他院で分娩を希望される方へ
セミオープンシステムでの妊婦健診を行っております
妊娠10週~11週ごろ:初回妊婦健診諸検査
当院では東京都および埼玉県発行の助成券をご利用いただけます
妊娠初期に必要とする項目(主に採血)の検査を行います
※分娩先によって検査内容が変わる場合がありますので、希望されている分娩先をお伺いします
妊娠12週~32週ごろ:
おおよそ2~4週間おきに妊婦健診を行います
妊娠34週以降:
ご予定の分娩先へご紹介、転院いただき分娩に備えます
当院での妊婦健診の通院が困難と思われる方
- 診察にお連れ様(お子様を含みます)の同席を希望される方
- お一人(通訳アプリなどを利用せずに)日本語でのコミュニケーションが困難な方
- ご妊娠20週以降も分娩先をお決めいただけない方
- 以下のハイリスク妊娠
・循環器疾患・糖尿病・血液疾患などの基礎疾患をお持ちの方
・重症喘息
・多胎妊娠
・治療継続中の精神疾患
・BMI値35以上の肥満
・5㎝以上の子宮筋腫
・悪性腫瘍治療後 - 血栓・塞栓症の既往歴のある方
- その他、医師が通院困難と判断した方
胎児超音波専門外来
当院では毎回の妊婦健診での胎児超音波検査に加え、胎児超音波に精通した臨床検査技師による中期・後期胎児超音波専門外来をご受診いただけます(東京都超音波検査助成券の対象です)
中期は妊娠18週~19週後期は妊娠28週~29週の計2回で実施
NEW 検査技師による3D/4Dエコー外来を始めました
~お腹の赤ちゃんの立体的なカラー写真をお撮りします~
対象:
当院に妊婦健診通院中の妊婦さん費用:2500円(@Link決済のみ、現金でのお支払い不可)
検査可能時期:
検査当日が妊娠25週0日~31週6日まで
予約日:
完全予約制 水曜日午前 金曜日午後 おおよそ30分間
☆ご予約時間は厳守でお願いいたします
遅れてご来院の場合でも終了時刻やお費用は変わりません
大人の方1名に限り、ご同席いただけます
スクリーニングエコーと同日にお受けいただくことは出来ません 必ず別日でご予約ください
☆スクリーニングエコーや妊婦健診ではないため、胎児計測や胎児の正常/異常といった胎児診断は行いません
ご予約をお入れいただいても、当日の体調などで実施できない場合がございます
当外来の具体的なご案内については別紙「高島平クリニック3D/4Dエコー外来のご案内」をご参照ください
妊娠中の母乳相談・母乳ケア
- 初めての妊娠で、分娩後、スムーズに授乳できるか心配
- 前回の産後は授乳トラブルがあり満足な授乳が出来なかった
- 今回は完全ミルクで育てたいが断乳による乳腺炎が心配などなど…
初産の方でも、経産の方でも母乳や授乳についての不安はさまざまです
実は、妊娠中や産後のケアの仕方次第でトラブルが軽減されることをご存知ですか?
当院で妊婦健診通院中の患者様につきましては、中期・後期超音波専門外来の検査後に、無料の個別母乳相談を行い、“おっぱいカルテ”を作成します
みなさまの不安やご相談ごとを伺い、母乳ケアに精通した助産師がお一人お一人にあった出産までの準備、産後の留意点をご提案させていただきます 尚、上記母乳相談・母乳ケアの対象は
- 今回のご妊娠中に当院に妊婦健診で通院され、“おっぱいカルテ”を作成された方
- ご出産後の当院「産後ケア(通院型)」のご利用者
に限らせていただきます
「産後ケア」のページはこちら妊婦対象RSウィルスワクチン
RSウイルスワクチン(アブリスボ)接種対応開始のお知らせ

妊婦様へのRSウイルスワクチン(@アブリスボ)接種対応を開始しております
RSウイルスワクチン接種をご希望の方は事前予約をお願いします
※接種後、胎児への免疫定着まで2週間程度、効果持続が6か月程度といわれています
そのため、28週~34週6日までの接種をよりお勧めします
費用
35,000円(税込)
ワクチン接種対象
当院で妊婦健診中の方で、ワクチン接種の日が『妊娠24週~36週6日までの方』
ご予約方法
健診時に医師・看護職員へお知らせください
ご予約後のワクチン発注につき、キャンセルをお受けできませんのでご留意ください
参考情報
日本産科婦人科学会
https://www.jsog.or.jp/news/pdf/infection03.pdf
国立感染症研究所(IASR Vol. 43 p79-81:2022年4月号)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rs-virus-m/rs-virus-iasrtpc/11081-506t.html
当院の人工流産手術(自費)について
手術までの流れ
- 初回診察を受診 → 子宮内の妊娠を確認
流産手術日の決定 → 術前検査(採血・おりもの検査) - 手術前日の夕方、もしくは当日の朝に外来にて術前検査結果の説明
そのまま外来で術前処置(頸管拡張術)を受けます → 手術費用のお支払い※1 - 手術室へご案内 → 点滴注入 → 麻酔薬注入 → 手動吸引手術(MVA)※2 実施
- 3階病棟へ帰室 → 麻酔から完全に醒めてから、ご帰宅へ
※1 当院ではに手術当日に術前処置・術後診察費用を含めた手術費用を一括でお支払いいただきます
原則として、その後の術後診察時に追加料金は発生いたしません
※2 当院ではMVA法での手術のため、手術当日に妊娠9週未満である方を対象といたします